高額医療費の制度について
高額医療費の制度は意外と知られていないことが多く、本来であれば払い戻されたはずの医療費を受取っていない方も多いと聞いたことがあります。
万が一、入院などをすることになってしまった場合には、医療費も高額になります。医療費の負担を減らすために用意されているせっかくの高額医療費の制度ですので、正しい知識を学び確実に利用するようにして下さい。
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「高額医療費の制度」 カテゴリー一覧
高額医療費の還付
高額な医療費を支払った場合には、申請によってその一部が還付される制度があります。この制度は高額療養費制度というものです。
同一の月の中で、同一の医療機関での健康保険が適用される診療での自己負担金が、定められた限度額(自己負担限度額)を超えた場合には、その超過分の医療費が高額療養費として後日、還付されることになります。
高額医療費の申請
高額な医療費が高額療養費として還付されるためには、高額療養費の申請をすることが必要です。申請先は、申請する方の健康保険の保険者によって異なります。
会社員の方のようなサラリーマンの場合には、保険者が健康保険組合の場合にはその健康保険組合に対して、政府管掌健康保険の場合には、保険者が政府になりますのでその地区の社会保険事務所に対して申請を行ないます。
また自営業者の方の場合には、市区町村の国民健康保険の担当窓口に対して申請することになります。
高額医療費の申請にあたっては、医療機関の領収書、健康保険証、預金通帳、印鑑などが必要になります。
高額医療費と確定申告
自営業者の方などの方は、年間にかかった医療費の合計額が10万円以上の場合には確定申告の際に税務署に申告することによって、医療費控除を受けることができます。
この医療費控除は、高額療養費制度とは別な制度です。医療費控除は確定申告によって税務署から税金が還付されるものであり、高額療養費は健康保険から医療費が還付されるものであるというものとなっています。
高額医療費の請求
健康保険組合に加入していれば、誰でも高額医療費の還付を請求することができますが、いわゆる保険適用外の医療については高額医療費の請求をすることはできません。
また、自己負担限度額も所得によって3段階に分けられており、同じ医療費を支払った場合でも、それぞれの区分によって請求できる金額は異なります。
高額医療費と帝王切開
普通分娩による出産の費用は、保険適用外となりますので高額医療費の対象とはなりません。これに対して、同じ出産であっても帝王切開の場合には、帝王切開の手術が医療行為にあたり、これに対して健康保険が適用されますので、同時に高額療養費制度の対象となることになります。

